事業内容
建物はいくら頑丈に造られていても、経年による劣化は避けられません。
住む人の安全や快適な暮らしを保つためには、大規模改修工事が必要不可欠です。
また建物の美観を保ち、現代の生活様式に合わせて機能を整えることで資産価値を維持することができます。
次の図では、具体的にどのような改修工事があるのか、その一部を紹介しております。
大規模改修を検討している方に向けて、準備段階から工事完了後のアフターメンテナンスまで一般的な流れをご紹介します。
外壁事前調査
外壁事前調査
事前調査赤外線カメラ
アスベスト定性分析
お客様から詳しくヒアリングを行い、現場にて実際に調査・診断を行います。
調査後は建物の劣化状況について報告書を作成し、具体的な対策と工事のタイミング等をご説明いたします。
建物の調査結果をもとに見積書を作成し、具体的にどのような工事が必要なのかご提案させていただきます。
大規模改修工事にかかる費用は大きいため、資金計画のご相談等も承っております。お気軽にお問い合わせください。
工事説明会
定例会議
工事が決まると、着工の1ヶ月程前に居住者の皆様を対象に工事説明会を開催します。現場代理人から、工事内容や注意事項、連絡方法など工事にまつわることを丁寧にご説明いたします。また、居住者様の不安点を解消するために質疑応答も行います。改修工事は居住者様が生活しながら進行するものですので、居住者様のストレスを少しでも解消できるよう努めています。
工事着工後も定期的に定例会議を開催して、居住者の皆様と積極的にコミュニケーションをとっていきます。
足場仮設
足場仮設
現場事務所・作業員休憩所
安全対策
はじめに、建物全体に足場の仮設を行います。足場仮設後はメッシュシートで全体を覆って、塗料や埃等が外部へ飛散するのを防ぎます。また、現場事務所や作業員休憩所、資材倉庫、仮設トイレ等を設置します。
足場工事中は最も危険が伴うため、警備員を配置して居住者様や近隣住民の皆様の安全を第一に作業を進めます。
劣化調査
劣化調査
劣化調査
劣化調査
足場仮設後、最初に外壁やベランダ、共用廊下など建物全体の劣化・破損状況を調査します。また、劣化して補修が必要な部分には、その種類や補修方法ごとに分けてマーキングを行います。
調査・マーキング時は劣化部分の見落としがないように、十分に社内検査を行っています。
タイル面エポ注入
タイル張り替え
ひび割れ補修
爆裂補修
調査・マーキングが終わると、劣化状況に合わせて一つ一つ補修を行っていきます。
【タイル面】
タイルが浮いて落下する危険がある箇所やひび割れが入っている箇所などの補修を行います。
浮いている箇所はエポキシ樹脂を注入して固定したり、不具合部はすべて撤去して張り替えていきます。
【塗装面】
ひび割れや塗膜浮き、爆裂・欠損部などの補修を行います。
ひび割れ部は大きさや状況により、フィラーすり込み工法やUカットシーリング工法など適切な工法で補修します。
また、爆裂・欠損部は脆弱部をすべて除去し、鉄筋に防錆剤を塗布して、モルタルで埋め戻します。
建具廻りシーリング
建具廻りシーリング
打継シーリング
打継シーリング
窓や扉など建具廻りや外壁の打継目地などのシーリング打替を行います。
建具廻りのシーリング打替の際は特に、居住者様が誤って触って汚れてしまうということがないようにお知らせを掲示して注意喚起を行うなどしています。
高圧洗浄
外壁塗装
天井塗装
鉄部塗装
塗装部に付着したごみや汚れを高圧洗浄で除去し、外壁部・天井部・鉄部それぞれの用途に合った塗装を行います。
【外壁・天井塗装】
建物の美観を保ち、躯体を雨水や紫外線などから守るために塗装します。
使用する塗料の種類はさまざまで、予算や状況に合わせて適切なものをご提案させていただきます。また、色によって建物全体の雰囲気も変わるため、事前にいくつかのカラープランをご提案させていただきます。その中からどの仕上がりイメージが良いか居住者様に選んでいただき、実際に塗装を行っていきます。
【鉄部塗装】
錆や腐食の発生や進行を抑えるために、下地のケレン(錆落とし・目荒らし)を入念に行い、塗装します。
塗膜防水
シート防水
ベランダ防水
屋上防水全景
屋上・塔屋・共用廊下・階段・バルコニー等の防水を行います。
防水工事にはさまざまな種類と工法がありますが、建物の構造や場所、既存防水層の状態により最も適した工法で施工します。
社内検査
社内検査
中間検査
竣工検査
各工程が完了するごとに社内検査を行い、不具合箇所があればその都度修正していきます。
その後すべての工事が完了すると、お客様立ち合いのもとで竣工検査を行います。
竣工検査まで完了すると、作成した完了報告書とともにお引渡しとなります。
定期点検
定期点検
定期点検
定期点検
工事が完了してからも、1・3・5・10年後ごとに無償の点検を行っています。
建物に不具合が生じていないか目視と打診調査を行い、その都度報告書をご提出いたします。
工事が完了したら終わりではなく、アフターメンテナンスを通して皆様と末永くお付き合いしていきます。