SERVICE

事業内容

マンション・ビルリニューアル/建物調査診断

大規模改修工事を計画する上で、建物調査は欠かせません。
築年数や立地条件を考慮し適切な調査を行います。
専門技術者による的確な診断をもとに最適な改修計画をご提案します。

各種調査・診断方法について

  • 打診・触診調査

    打診・触診調査

    タイル面やモルタル面の表面を打診棒を使って叩いていきます。その打診音の変化により、浮いている部分やその度合を調査します。

  • 建物赤外線診断

    建物赤外線診断

    赤外線カメラを使用して、建物に接近できなくても遠距離からの撮影で外壁の浮き、剥離の位置や範囲を診断することができます。※1
    また、足場仮設やゴンドラ作業も不要なため、短時間・低コストで調査することができます。

  • クラック(ひび割れ)調査

    クラック(ひび割れ)調査

    クラック測定器を用いて、建物のクラック(ひび割れ)の状態やクラック幅などを計測します。クラックは大きく分けて2種類あり、クラック幅が0.3mm未満であれば「ヘアクラック」と呼び、他のクラックとは区別されます。幅0.3mmを超えるクラックは雨水等が侵入しやすく躯体に悪影響を及ぼすため、早めの対策が必要です。

※1 建物との撮影角度や距離、時期により測定できない場合があります。

特殊建築物定期調査とは

建築基準法(平成20年4月1日から制度改正)に基づき、マンションをはじめ不特定多数の人が利用する建物について3年ごとに特殊建築物等調査資格者による調査を実施し、特定行政庁に報告するものです。
※この調査は各都道府県によって条令が異なります。

改正前

手の届く範囲を打診、その他を目視で調査し異常があれば「精密調査を要する」として建築物の所有者に注意喚起。

改正後

手の届く範囲を打診、その他を目視で調査し、異常があれば全面打診により調査し、加えて竣工及び外壁改修から10年を経てから最初の調査の際に全面打診により調査が必要。

建物自己診断

マンション・ビルの大規模改修工事を行う前に、まずは現状を把握してみてください。
簡易的な目視診断だけでも、劣化の早期発見は改修工事を最小限に抑えることができます。
下記は、ご自身でも確認できる建物の注意すべき劣化ポイントをまとめています。
次のような症状が見られる場合は、放置しておくと危険です。分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。

  • チョーキング

    チョーキング

  • 塗膜の劣化

    漏水による塗膜の劣化

  • 爆裂

    爆裂

  • クラック

    クラック

  • タイルクラック

    タイルクラック

  • タイル剥離・浮き

    タイル剥離・浮き

  • 笠木・面台の浮き・剥落

    笠木・面台の浮き・剥落

  • 上階よりの漏水

    漏水

  • エフロレッセンス

    屋上パラペットの爆裂

  • 鉄部の発錆

    鉄部の発錆

  • 打継シーリングの劣化

    シーリングの劣化

  • ウレタン防水の劣化

    ウレタン防水の劣化

  • 防水保護材の退色

    防水保護材の退色

  • シート防水の破れ・剥げ

    シート防水の破れ・剥げ

  • 端末シールの劣化

    端末シールの劣化

  • エフロレッセンス

    エフロレッセンス

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