事業部門
私たちの生活に欠かせない鉄やガソリンをつくる設備(プラント)はすべて鉄でできています(鋼構造物と呼ばれます)。そのプラントはすべて海岸沿いに立地しているために、海からの塩害による錆・砂による摩耗など非常に厳しい腐食劣化環境に晒されています。これらのプラントを腐食劣化から守るために、60年にわたり蓄積してきたノウハウと最新技術・工法を駆使して、プラントの延命とリフレッシュを達成します。
お客様の製鉄所や製油所の構内に常駐し、プラント設備の修繕・維持補修を実施しています。北は北海道から南は九州まで全国14カ所に拠点を展開しています。永年にわたり構内に常駐しているので構内のルールや設備を熟知しており、お客様からの絶対的信用をいただいています。場合によっては、お客様も知らない過去からの経緯を知っているため、当社主導で工事を進めることもあります。お客様の全国拠点すべてに常駐しているので、他の製鉄所や製油所での情報を共有し、最適かつ高品質の施工を提供する体制ができています。
事業内容へ私たちの生活に必要不可欠な橋や高速道路、水道や下水道設備などの多くはコンクリートでできています。コンクリートは永年の風雨に晒され劣化して表面がボロボロになったり、ひび割れて崩れていきます。決して人々の注目は浴びませんが、安全に走れる橋や道路、安心して飲める水、きれいに流れるトイレ、このような生活基盤(インフラ)を陰で支え続けています。
事業内容へ私たち自身の生活の場であり、くつろぎや安らぎの場である自宅。この自宅・マンションをリニューアルすることで、新築時の輝きを取り戻すと同時に現代風に使いやすく安心して暮らせるようにします。また、個人にとっては大事な財産でもある自宅の輝きを取り戻すことで、その財産価値を守ることもできます。個人がお客様であり、一人ひとりの生活に密着した仕事です。
事業内容へ塗料開発部門では、従来型塗料とは全く違った塗料開発(世界特許取得済)をしており、既に多くの設備の塗替塗装に採用され、圧倒的な防食力を認められつつあります。さらなる防食能力アップと施工性向上に向けて研究を継続中です。この研究に携わっているのは女性総合職であり、「工学博士号」を取得しています。ロボット開発では世界的ロボットベンチャーとタッグを組み(資本参加済)、現場での「人手不足問題」や「危険箇所での安全作業」を解決するための研究開発と試作機製作を実施しています。ラインに固定したり、レールを敷いて走るロボットではなく、自走式で走り回って作業をする現場に即したロボット開発を目指しています。
事業領域の拡大へ現場で働く監督員や作業員が働きやすいように、人員の調整から備品の管理まで、工事部隊のあらゆるサポートをしています。また、工事が適法適性であるかどうかのチェック、安全面や品質面での指導と確認も実施します。さらには、腐食調査を実施して工法や塗装仕様の提案にも力を入れています。新入社員研修時には、安全教育・体力増進など教育の主力部隊です。
全国に展開する当社各部門には「安全専任者」と呼ばれる、工事の安全をチェックし指導する要員を配しています。現場では、どうしても工事最優先となり周囲の状況を見落としがちになるのでパトロールを実施して安全を確保しています。さらには、法令の改正や最新器具など安全教育を通じて監督員・作業員に徹底し、コンプライアンス確保と安全性向上を図っています。
社内の「加工部門」を、昭和43年に丸栄化工(株)として分離独立。強化プラスチック(F.R.P)の設計から製作、そして現地据え置きまで一気通貫で手掛ける会社は、国内でも数社しかありません。F.R.Pは鉄に比べて軽量なうえに強靭であり、錆びない・容易に成形可能・電気を通さない・耐薬品性に優れる、といった多くの特徴があります。丸栄グループとして、「錆びを防ぎ守る塗装」から「錆びない素材F.R.P製作」までカバーできる全国で唯一の会社です。
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